Lotus ECU日帰り現車セッティング

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ご好評頂いているLotusのElise&Exige向けECU現車合わせですが、遠方の方だと気軽には入庫や引き取りが出来ません。その為、施工をためらっている方も多いと思います。シャーシダイナモを自社導入致しましたので、4月より日帰りでのセッティングを受付開始致します。空身での往復の手間と費用を省けます。

施工スケジュール

午前中 入庫頂き、車両点検、シャーシダイナモ準備
16時頃 シャーシダイナモ上でのセッティング完了、各部点検施工
19時頃より実走行にてセッティング施工
21~22時頃 完成、引き渡し。翌朝渡しも可能です。

施工中は都内で買い物、グルメ等ご自由にお過ごしください。最寄りの浦和美園駅までの送迎も可能です。
500㎞圏外の方は一泊する方が体力的に余裕を持てて良いかもしれません。前日夜に入庫のパターンでも対応可能です。浦和美園にもビジネスホテルあります。

日帰りだと点検調整に使える時間が限られますので、対応にはいくつか条件があります。

  • セッティング施工時のハードウェア変更が無い事(ブーストアップ同時施工は日帰り非対応、一泊以上となります)
  • 現状の仕様でしばらく乗っている事(仕様変更直後、整備直後はトラブル多いです)
  • チェックランプの点灯が無い事(ハードの不良があると施工出来ません)
  • エアクリーナーの清掃及び交換、その他整備が適正に行えている事(正確に調整する為)

費用は通常の現車合わせセッティングと変わりません。詳細はお問い合わせください。

ヤマハ MT03用 バルブシートカッター

ヤマハの二輪用のバルブシートカッターのセット例を紹介致します。人気のMT03用。ボア68㎜なので、比較的対応しやすいバルブサイズです。排気側はバルブサイズが22.5㎜で周辺のクリアランスも狭く、固定式のカッターが必要になります。

Yamaha MT03 RH13J
バルブサイズ Valve size:
Intake 26mm x 4.5mm
Exhaust 22.5mm x 4.5mm

セット内容
32度23.5mm固定式カッター
45度23.5mm固定式カッター
60度22.2mm固定式カッター
30度25.4mmカッター
45度25.4mカッター
60度25.4mmカッター
固定式パイロットステム4.5mm
イージーターンレンチ
ケースM
アクセサリーキット

購入ご希望の方は問い合わせフォームよりご連絡下さい。通常在庫品です。

スズキ K6A&F6A用バルブシートカッター

スズキの軽車向けのバルブシートカッターセットを紹介致します。

根強い人気のK6A、F6A(12バルブ)用に見繕ったシートカッターの一式です。バルブサイズ21.5mm~29mm程度、ステム径5.5mmに対応します。

32度23.5mm固定式カッター
45度23.5mm固定式カッター
60度22.2mm固定式カッター
30度25.4mmカッター
45度25.4mカッター
60度25.4mmカッター
調整式パイロットステム5.5mm
イージーターンレンチ
ケースM
アクセサリーキット

オンラインショップより購入可能です。

他メーカーの軽用3気筒でしたら対応可能な物もあると思います。ステム径5.5mm以外はパイロットステムの追加が必要になります。

ホンダ四輪用 バルブシートカッター

ホンダの普通車向けのバルブシートカッターセットを紹介致します。

B型、K型、F型、C型用に見繕ったシートカッターの一式です。バルブサイズ27mm~37mm程度、ステム径5.5mmに対応します。すべてスタンダードシリーズのカッターで構成しているので、こちらの内容は軽自動車用との兼用には向きません。

30度&45度35㎜カッター
30度28.6mmカッター
45度28.6mmカッター
60度28.6mmカッター
調整式パイロットステム5.5mm
イージーターンレンチ
ケースM
アクセサリーキット

他メーカーでも2Lクラスだと適合する車種が多いと思います。ステム径5.5mm以外はパイロットステムの追加が必要になります。

オンラインショップに追加しました。

トヨタ 4AG16Vエンジン用バルブシートカッター

トヨタの名機4AG用のバルブシートカッターを紹介します。今回は16バルブ用です。

16バルブエンジンは吸気バルブサイズ30.5mm、排気側26mm、ステム径6.0mmです。
吸排気のバルブサイズがそこそこ違うので、少し面倒になります。

当店では2通りの見積を行っており、前者のスタンダードシリーズのカッターを採用した方は16バルブ専用となる代わりに安価になります。

4AG 16バルブ用シートカッターセット

カッター直径が28.6mmになります。排気バルブ径よりも大きい為、ヘッドの個体差や加工内容により排気側でカッターと燃焼室壁との干渉の可能性があります。

20バルブも加工したい場合にはスモールシリーズのセットが必要になります。

こちらのスモールシリーズの場合、30度と45度が2サイズとなる為、高くなりますが、20バルブにもパイロットステムの追加のみで対応できます。カッター直径は25.4mmと33.3mmの2サイズとなります。

この内容で23㎜から33㎜程度のバルブサイズに対応可能です。

30度、45度、60度を基本としています。マニュアルだと排気側が30度、45度、75度だったと思いますが、60度で僅かにカットすれば当たり面幅の調整としては十分に機能します。

オンラインストアに追加しました。
スタンダードシリーズ(16バルブ専用)
スモールシリーズ(20バルブ対応可)

トヨタ 4AG20Vエンジン用バルブシートカッター

トヨタの名機4AG用のバルブシートカッターを紹介します。今回は20バルブ用です。

4AGは、やり込むプライベーターが多い印象を受けるエンジンです。シートカッターやピストン製作の問い合わせを良く頂いております。

16バルブエンジンは吸気バルブサイズ30.5mm、排気側26mm、ステム径6.0mmです。
20バルブエンジンは吸気バルブサイズ26.5mm、排気側26mm、ステム径5.0mmです。

20バルブだと、吸排気のバルブサイズが近いので、シンプルなセットで対応出来ます。

5.0mmだとパイロットステムが固定式になります。摩耗状況によって適合サイズが異なるので、基本の5.00mmと5.02mmとしています。

30度、45度、60度を基本としています。マニュアルだと排気側が30度、45度、75度だったと思いますが、60度で僅かにカットすれば当たり面幅の調整としては十分です。

75度を追加するとシートリング奥の段付き修正や、バルブシート内径を拡大するような場合に役に立ちます。

オンラインストアに登録しました。

カワサキ GPZ900R(ZX900A)用バルブシートカッター

カワサキの名機Z系の次世代水冷4バルブとなったGPZ900R、これも人気車両ですね。ちょくちょく問い合わせをいただくので紹介しておきます。

吸気バルブサイズ29mm、排気バルブサイズ24.5mm、ステム径5.5mmとバルブサイズはGPZ400より微妙に大きい程度で内容はGPZ400F用と同じものとなります。

Neway バルブシートカッター GPZ900R用

最大加工直径が約30mmなので吸気側の31度は結構ぎりぎりの対応となります。

当社通常在庫品です。オンラインショップから購入可能です。

その他の車種もお気軽にお問い合わせください。

ヤマハ SR用バルブシートカッター

NEWAY バルブシートカッター ヤマハSR用

今回はヤマハ SR400&SR500用のバルブシートカッターセットを紹介します。SR系も根強い人気を誇る車両でチューニングやオーバーホールの需要があるかと思います。

単気筒 ボア87㎜、2バルブなのでバルブは大きく、IN47㎜、EX39㎜、ステム径8.0㎜と国産二輪では最大級です。

今回は排気側にも加工安定性の高い5枚刃を選択しています。

セット詳細
30度&45度44.5㎜5枚刃カッター
30度&45度38㎜5枚刃カッター
60度38㎜3枚刃カッター
8.0mm調整式パイロットステム
イージーターンレンチ
ケースM
アクセサリーキット

対応バルブサイズ 36㎜~50㎜程度

オンラインストアにて販売中です。

予算を抑えるなら30度&45度41.3㎜カッター1サイズでも対応できそうです。最大加工直径48㎜程度となるので吸気側30度で不足する可能性があります。微妙な場合には30度部分の直径を確認してからお問い合わせ頂けるとスムーズに進められます。

バルブシートカットの方法

ニューウェイ社のバルブシートカッターを使用したシートカットの方法を紹介します。サンプルのエンジンはホンダのK20Aです。

施工前のバルブシート

施工前の排気側のバルブシートを見ると、当たり面の45度面にカーボンを噛み込んだ痕の凹凸があり本来のシール性能が低下している事が見て取れます。今回のエンジンの走行距離は約10万キロです。シビックR用ですが、割と普通に使われていたエンジンだと思います。

パイロットステムの取り付け

パイロットステム(カッターのガイド棒)をバルブガイドに挿入します。挿入前にガイド内を清掃、パイロットステムも拭き取って下さい。異物を噛み込むと傷がついたりパイロットが斜めになります。固定式パイロットステムの場合、差し込み部分が微妙なテーパーになっているので抜き取り用のピンを使用し軽く捻りながら差し込む事で固定します。

刃の調整

加工直径に合わせて刃の位置を調整します。

落とさないよう注意

カッターは静かに設置します。落とすとバルブシートに傷が入り、刃の損傷にも繋がります。

パイロットステムの垂直度、バルブシートの歪みを確認するため、手で軽く回します。

カッターの当たりチェック

全周に渡って刃が光沢が出ていれば刃が当たっているので大丈夫です。片側のみ当たったり、部分的に当たらない場合、パイロットステムが斜めになっているかバルブシートが歪んでいる可能性があるので確認してください。

いよいよシートカットを行います

イージーターンレンチを使用する場合、片手で垂直に保持、加圧し、もう片手で回転させます。連続で回転させられるのでTレンチと比べ簡単に効率的に加工が出来ます。

加工後のカッター

加工後には刃に切り子が付くので毎回ブラシで清掃してください。

今回は元状態より外当たりにするため、45度にて軽くカット、60度にて当たり幅調整、45度にて仕上げ加工という順序で加工しました。十分に外当たりになっている場合30度も使用します。

バルブシートカット後 事前に75度とポート研磨で内径拡大してあります。

納得の行く状態になったら完成です。

NEWAY社バルブシートカッターの詳細はこちらをご覧ください。

次回の記事はバルブすり合わせと当たり確認の紹介を予定しています。

シリンダーヘッドスタンド 完成?

シリンダーヘッドの加工に便利なシリンダーヘッドスタンドの試作、テストが完了しました。今回はK20Aにてテスト。

シートカット中

V字になっているので自由に傾けて使用できるのが特徴です。シートカットの場合、垂直に力をかける必要があるので角度調整が出来るとかなり便利です。

ポートの加工にも使いやすいです。プラグチューブをうまくかわせるので、木っ端等で角度を調整するよりも楽に調整でき、安定性も高いです。

最適な高さの設定が難しく悩んでいます。高ささえ決まれば販売開始します。シートカット向けだと低め、ポート加工向けだと高めの方が使いやすい。どっちにするよw

価格は無塗装で税込み7700円程になる予定です。塗装は各自でよろしく!