Lotus Elise 純正ECU(EMS)供給事情

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S1、S2のECU破損の相談を受ける事が増えています。新品ECUの供給の有無を調べてみました。

S1用ECU

大まかに分けて3種類のECUが使用されています。
STDエンジン用 36ピンコネクター、MAPセンサー内蔵
VVCエンジン用 36ピンコネクター2つ
VHPD、340R用 88ピンコネクター、車内取付

STDエンジン用は新品の供給が有るっぽいです。当社ではECU交換時のイモビライザーコードの書換え、燃料補正の学習初期化等が可能です。VVC用、VHPD用は供給無さそうです。

長く乗るならフルコンの導入と併せてコイルやインジェクター、ISCVのアップデートがお勧めです。
当社ではLinkECUを使用する事が多いです。ご希望に応じてMotec、Haltechでも対応可能です。

Emeraldは気軽に導入は出来ますが、長期使用時の耐久性、信頼性や使い勝手では一段劣ります。

S2用ECU

Roverエンジン用 K4 STD、VVC用でソフトウェアが違います。
Toyotaエンジン用 T4 機械式スロットル車両用
Toyotaエンジン用 T4E 電子制御スロットル車両用

Roverエンジン用は供給無し。K4互換のプラグインモデルがECU Master社より発売されており、比較的安価に導入可能です。もちろん他のECUでも対応可能です。
Toyotaエンジン用は新品購入可能です。どちらも当社にて書換え、プログラム変更対応可能です。

S3用ECU

新品供給有り。但し高価。ハードウェアはExige、Evora、Eliseで車両、エンジンを問わず共通です。高価なので、中古品が安価に手に入る場合、プログラム変更して使用するのがお勧めです。当社にてサブプロセッサも含めてプログラム変更可能です。

プログラムの変更やチューニングでお困りでしたらお気軽にお問い合わせください。

Rover K型エンジン用 新製品

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メロスは激怒した。必ず、かの故障多発の原因を除かなければならぬと決意した。

メロスはまたもや激怒した。必要なガスケットが単品設定されていないのだ。オイルポンプだぜ。点検で開けるなってのかよ。なんと愚かな。

という訳で怒りのK型シリーズ。近日販売開始。こいつらが爆売れしたら次は怒りの強化ブロックとSuperVHPDシリンダーヘッド作る。

Lotus Elise シフトフィール改善方法

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コンスタントにご依頼頂くエリーゼ&エキシージ用シフトレバーの補修、強化加工。重なる時には同時に二本届いたりします。今回はRHD5速とRHD6速です。まとめて施工出来ると少し楽な反面、混同しないよう緊張感があります。トヨタエンジン搭載のエリーゼ系で、この形式のレバーならハンドルの左右、5速、6速を問わずに加工対応可能です。

トヨタエンジン車両の場合の点検方法をまとめておきます。

シフトフィールトラブルシューティング方法

動きが重い場合

  • センターコンソールとの干渉の有無を確認、干渉している場合、ケーブルの長さを調整する 普通に当たるのがロータスクオリティーですが、6速車のリバース等で干渉が酷いケースが良くありますw
  • エンジンルーム内でクランクベル(リンケージ)のウエイトがヒーターホースと干渉していないか確認する
  • シフトケーブルを点検交換する

ガタが多い場合

  • 各部のシフトケーブルのロッドエンドの摩耗を点検する
  • シフトレバー根元のボールの破損、バックラッシュを点検する、リテーナーのビスを増し締めしてみる 駄目な場合、強化加工をご依頼下さい。

ボールの確認が面倒です。当社の場合、センターコンソールASSYを外して点検します。

今回はどちらも予防的施工で支点の樹脂ボールも一応無事です。硬度が低いので摩耗しています。支点に金属粉が入り込み、摩耗を加速しているケースも多々あります。
摩耗すると動きにガタが出てシフトフィールが悪化します。動きが重たい場合はシフトケーブル側の問題です。動きが悪い場合、早めに対処しないとレバーに負荷がかかり、折れやすくなります。

分解ついでにボールを抑える部品(リテーナー)を削り、キッチリ抑えられるようにしておきます。通常0.3~0.4mm程度削っています。残念ながら、上側はボール部分を解体しないと単体にならず、綺麗に面研出来ません。ついでに埋まった金属粉も除去しています。経年劣化で変形し、ビスを締めてもガタが減らない状態になっている車両もありますが、面研することでビスの締め具合でレバーの動作感を調整できるようになります。

溶接して磨くとこうなります。

当初は破損したレバーを治せないか、というお客様の要望で始まった強化加工ですが、シフトフィールがかなり良くなるという副産物が予想以上に大きく、初施工時には驚きました。

シフトフィールがイマイチな車両にお乗りの方は、改善と破損防止で予防的に施工しておく事をお勧めします。スロットルのレスポンス、ブレーキペダルのタッチ、ステアリングの応答性、シフトフィール。この辺が仕上がると運転が格段に楽しくなります。

溶接用の部材のみの販売と、レバーを送ってもらい、加工後に返送するサービスの2通りをご用意しております。金属加工とTIG溶接に自信がある方以外は加工をご依頼下さい。

Lotus ECU 追加機能 開発状況

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当社の得意とするロータスエリーゼ系のECUセッティングですが、年間数十台をコンスタントに施工して日々スキルを伸ばしております。単なるマップの書換えに終わらず、追加機能を付加する事に成功しています。追加費用が発生しますが、従来は社外ECUでないと対応出来なかった機能を純正ECUのまま追加出来ます。

ECUのプログラム領域の変更が必要になるので、現車合わせ施工時のみ対応可能です。

日本でここまでやっているのは当社だけでしょう。

マルチマップ機能

エンジン始動前にTCボタンでキャリブレーション(全マップと設定)を選択出来ます。レースガスへの対応や、スロットル特性の変更等、使い方は色々考えられます。最大4種類まで書き込み出来ます。
対応ECU
T4E(2ZZ DBW車両)

オートブリップ、フラットシフト機能 レブマッチ機能

最近のマニュアル車に良くあるレブマッチ機能です。スポーツ走行時に有ると便利です。ヒール&トウが苦手な人にもおすすめの機能です。現在T4E向けに開発中。近隣の開発協力者募集中(06以降の車両ブレーキを踏んで減速時にクラッチを切るとブリッピング、一定以上のアクセル開度でクラッチを踏むと、次のギアに合わせて回転数を落とすフラットシフト機能を追加出来ます。まだ開発初期段階です。
S2だとクラッチストロークセンサーが無いので追加が必要になります。
開発状況
T4E(06以降)にて開発&テスト中
T6E(2GR,1ZR,1ZR)T4E開発完了後 要望が有れば開発予定

E85R from Sunoco
from snoco.co.jp

E85対応

ECUの書換え以外にエタノールセンサーを追加、配線し、燃料ポンプやインジェクターの大容量化が必要になります。ガソリンと比べ冷却性能が高く、ノッキングにも強いです。SC車の吸気温度問題の解決策になりますが、初期費用、ランニングコストが高めです。任意の混合率で走れるので、市販ガソリンで自走、サーキットでE85給油で使えます。
対応ECU
T4E(2ZZ&1ZZ DBW車両)
T6E (2GR 350)

詳細はお問い合わせください。*多大な開発時間、コストが掛かるので、他メーカー車両への提供予定は有りません。

新メニュー 2ZZ 点火コイル強化

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2ZZ純正コイルが生産廃止…社外コイルには良い印象があまり無い…どうすんのよ(汗)という事で対策&強化案をご紹介します。

通称アウディーコイルを流用、加工取り付けなのですが、普通に繋ぐだけではIGF信号が無いのでエンジン止まります。形だけ真似しちゃ駄目よ
ECUの書換えでIGF無しに対応させることで初めてまともに動きます。配線加工も必要なので来店頂く必要があります。

どうせなら信頼性に優れるAPR(Audiチューニングの大手ブランド)製の強化コイルでしょ。ちゅう事でダイノでテスト。

トルクから。赤が純正コイル+ECU現車合わせ。緑がAPRコイル。ピークトルクで1キロ向上。同日計測なので信頼性高いです。シャーシダイナモでも、計測条件変わると簡単に数値は変わります。破線はECUノーマル。

パワーも最大4.2馬力アップ。ハイカム側の山の盛り上がりがこれだけ違うと結構早くなります。点火が良くなると排気音も澄んだ音に変わります。

どうよ?良いでしょw

ロータスの2ZZ車両なら年式問わず対応可能です。現車合わせセッティング、プラグ交換と併せてご依頼下さい。

Lotus ECU日帰り現車セッティング

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ご好評頂いているLotusのElise&Exige向けECU現車合わせですが、遠方の方だと気軽には入庫や引き取りが出来ません。その為、施工をためらっている方も多いと思います。シャーシダイナモを自社導入致しましたので、4月より日帰りでのセッティングを受付開始致します。空身での往復の手間と費用を省けます。

施工スケジュール

午前中 入庫頂き、車両点検、シャーシダイナモ準備
16時頃 シャーシダイナモ上でのセッティング完了、各部点検施工
19時頃より実走行にてセッティング施工
21~22時頃 完成、引き渡し。翌朝渡しも可能です。

施工中は都内で買い物、グルメ等ご自由にお過ごしください。最寄りの浦和美園駅までの送迎も可能です。
500㎞圏外の方は一泊する方が体力的に余裕を持てて良いかもしれません。前日夜に入庫のパターンでも対応可能です。浦和美園にもビジネスホテルあります。

日帰りだと点検調整に使える時間が限られますので、対応にはいくつか条件があります。

  • セッティング施工時のハードウェア変更が無い事(ブーストアップ同時施工は日帰り非対応、一泊以上となります)
  • 現状の仕様でしばらく乗っている事(仕様変更直後、整備直後はトラブル多いです)
  • チェックランプの点灯が無い事(ハードの不良があると施工出来ません)
  • エアクリーナーの清掃及び交換、その他整備が適正に行えている事(正確に調整する為)

費用は通常の現車合わせセッティングと変わりません。詳細はお問い合わせください。

Lotus Elise用キャンバーシム欠品中

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一台分用セット

ご好評いただいていますキャンバーシムですが、現在フロント用1mmが完売、欠品中です。

3月8日頃入荷予定です。オンラインストアよりご予約可能です。
なるべく在庫を維持するよう努力致します。

3/5追記
入荷しました。全種類在庫あります。

T4ECU入荷しました

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ECUが入庫しました。S2トヨタエンジンの初期型の機械式スロットル車両向けです。以前から故障が結構多く、修理やトラブルシューティングの相談を多数受けています。その為、トラブルシューティングや故障時の対処用でECUを多少は在庫するようにしております。

ECUが原因でトラブルが出た際には破損状況にもよりますが、修理よりも交換の方が良い場合も多いです。
T4のインジェクタードライバ、イグニッションドライバの破損は比較的容易に修理出来ます。

お困りの方はお問い合わせください。

当社に在庫がある場合、プロ向けにトラブルシューティング時の貸出も行っておりますので、必要でしたらお問い合わせください。現在T4とT4Eでしたら対応可能です。

S2エキシージS S様ブーストアップ

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S様のエキシージのブーストアップを紹介致します。多数施工しているので勝手はおおよそ分かっているのですが、製造から20年近く経っているので各部の劣化に注意しながら進めます。標準の220馬力仕様の車両なので強烈にパワーアップしました。左のグラフがトルクカーブですが、3500回転からもりもりのトルク特性は圧倒的です。そのままトップエンドまでグイグイと伸びていきます。

空燃比をチェックしますが、施工前(上の点線)は極端に薄く、全負荷にもかかわらずほぼストイキでした(汗)。サーキットも走る方なので壊れる前で良かった。ECUで調整してもトップエンドで薄くなるので燃料ポンプのへたりと予想、お客さんと相談して交換することに。この辺もよくあることなので在庫ポンプに交換して作業継続。

今回は屋根付き、ハーネスバー付きでポンプのアクセスホールに到達するのが結構大変でした。助手席取り外し、リベット留めのスピーカーバッフルを取り外し、ハーネスバーを取り外し、シートベルト取り外し、内装パネル取り外してようやく到達。

パネルを一部カットするとポンプユニットが取れます。カット無しだと燃料タンクASSY降ろしが必要です。
最小限のカットなので蓋で隠れますが、共振防止の為テープも貼り付け。ここはロータスの設計ミスですね。

他にもご依頼のあったプラグ交換、エアクリ交換、オイル交換に加えて点検で劣化の見つかったテンショナープーリー、アイドラープーリーを交換、小径になったプーリーに合わせてベルト長も変えたりしてあります。

コイルやエアフロセンサーも劣化する部品なので予算に余裕があればECUセッティング時に交換をお勧めします。

220馬力車両はNAとインジェクターが共通の為、ノーマル状態でインジェクター容量を使い切っています。ECUセッティングにはインジェクター交換が必須となります。燃料ポンプも経年劣化で流量が減っている場合があります。燃料足りないとエンジン壊れます。セッティングのついでに燃料ポンプまで交換しておくと燃料系のリフレッシュになり安心出来て良いですよ。

ロータスエリーゼ シフトロッド補修

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重症例、中で折れてました

以前より施工&販売しているエリーゼS2トヨタ中期~S3前期用のシフトロッド強化ピボットですが、1月は特に施工が多かったです。純正部品が生産廃止になり、各地のLotusディーラー様、整備工場様からも施工依頼が増えています。
様々な状態のシフトロッドが修理と強化加工の為に送られてきます。

施工前、施工中の様子

施工後

金属製の差し込み&溶接構造になるので強度は純正の比ではありません。削り出しで精度の高い球形になり、表面もスムーズに磨いて仕上げているのでシフトフィールも劇的に向上します。予防整備&ファインチューンの一手としてご検討下さい。

シフター破損までの症状例

丁寧なシフト操作を行う方でも10万キロ程乗ると、たいていの場合樹脂ボールが摩耗してクラックが入っています。サーキット等でシフト操作を急ぐと、走行距離にかかわらず破損しやすいです。次のように進行しますが、段階を飛ばして破損する場合もあります。

  • 症状1 シフトフィールが悪くなる、レバーの遊びが増え、節度感が無くなっていく
  • 症状2 内部でロッドが折れ、シフトロッドが抜ける。差し込めば辛うじて変速できる
  • 症状3 ボールが砕けて変速不可能になる

症状2から3への移行は特に早いので気を付けてください。変速できず走行不能になるので積載車を呼ぶことになり、大事になります。

シフトケーブルも非常に長く、劣化しやすいので、走行距離が嵩んでいる場合やシフトフィールが重たい場合には併せて点検交換をお勧めします。

施工は腕に覚えのある方はDIYでも良いですが、センターコンソールの脱着など結構面倒なので、ロータスに慣れているお店にご依頼するのもお勧めです。車検や他の整備と併せて施工してみてはいかがでしょうか。