Lotus Elise用キャンバーシム欠品中

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一台分用セット

ご好評いただいていますキャンバーシムですが、現在フロント用1mmが完売、欠品中です。

3月8日頃入荷予定です。オンラインストアよりご予約可能です。
なるべく在庫を維持するよう努力致します。

3/5追記
入荷しました。全種類在庫あります。

T4ECU入荷しました

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ECUが入庫しました。S2トヨタエンジンの初期型の機械式スロットル車両向けです。以前から故障が結構多く、修理やトラブルシューティングの相談を多数受けています。その為、トラブルシューティングや故障時の対処用でECUを多少は在庫するようにしております。

ECUが原因でトラブルが出た際には破損状況にもよりますが、修理よりも交換の方が良い場合も多いです。
T4のインジェクタードライバ、イグニッションドライバの破損は比較的容易に修理出来ます。

お困りの方はお問い合わせください。

当社に在庫がある場合、プロ向けにトラブルシューティング時の貸出も行っておりますので、必要でしたらお問い合わせください。現在T4とT4Eでしたら対応可能です。

スズキ K6A&F6A用バルブシートカッター

スズキの軽車向けのバルブシートカッターセットを紹介致します。

根強い人気のK6A、F6A(12バルブ)用に見繕ったシートカッターの一式です。バルブサイズ21.5mm~29mm程度、ステム径5.5mmに対応します。

32度23.5mm固定式カッター
45度23.5mm固定式カッター
60度22.2mm固定式カッター
30度25.4mmカッター
45度25.4mカッター
60度25.4mmカッター
調整式パイロットステム5.5mm
イージーターンレンチ
ケースM
アクセサリーキット

オンラインショップより購入可能です。

他メーカーの軽用3気筒でしたら対応可能な物もあると思います。ステム径5.5mm以外はパイロットステムの追加が必要になります。

DC5用 CivicLink K20Aという選択肢

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今回は電制4スロ(以下ITBW)の取り付け関連のネタでECU(エンジン制御用コンピューターユニット)について。

随分一般的になってきたK20Aスワップですが、ECUはDC5系を使用する場合が多いです。HondataやDoctronic等の純正ベースも悪くは無いのですが、ベースの純正ECUの価格高騰と円安の影響でメリットが少なくなっています。

さて、アコードに何使いましょう、4スロなら必然的にLinkかHaltechかな。などと考えつつ調べたら、いつの間にか発売されていたLink ECUのDC5用プラグインモデル。今後の為に、こいつを試す事に。

K20Aに良く使われるECUの特徴をまとめると以下のようになります。

Hondata、Doctoronicの特徴

メリット
変更箇所が少ない場合最低限のデータ変更で現車合わせ出来る
純正と同様にトラブルシューティングが出来る
短時間のデータロガー搭載(Hondata)

デメリット
中古ECUがベースになるので耐用年数に不安がある
四連スロットルへの対応は困難、とりあえず走るレベルにしかならない。

Civic Link K20Aの特徴

メリット
基本的に全てのパラメーターを設定でき、あらゆる仕様に対応出来ます。
DC5&EP3用のハーネスにカプラーオンで取り付け出来ます。
内臓ロガーが高性能
DBW用の拡張ポート付き
ハードウェアに縛られない高い拡張性

デメリット
ベースのデータが無いとセッティングが大変*
純正ECUのケースが必要(ケースは安価な他車種用を流用可能です)
純正ラムダセンサー非対応

CL7とDC5のECUは残念ながら互換性が無いので、取り付けの手間は汎用のフルコンの取り付けとほぼ変わりません。K20Aの場合、VVTとVTECがハイサイドドライブ(12V側制御)なのに注意が必要です。今回は純正ECU残しのアダプターハーネス製作+エンジンハーネス小加工で対応しました。

普通の車両へのCivic Link K20Aの取り付けも承りますのでお気軽にお問い合わせください。じっくり作りこんだ質の高いベースデータ有ります。

DBW化のための改造

他にはDBW用にアクセルペダルを加工。オルガン式なのでリンケージ側を加工、交換してあります。車両側無加工で取り付け出来るようブラケットを設計製作しました。
小技でアクセルポジションセンサーユニット内のペダルのスプリングを入れ替えて強化してあるのがコントロール性向上の肝になっています。

つづく

日産 A型&L型用 バルブシートカッター

L型用 セット例

写真の物は日産の名機L20用に見繕ったシートカッターの一式です。今回はバルブサイズは吸気側38mm、排気側33mm、ステム径8mmとの事。38㎜あたりから5枚刃のカッターのメリットが大きくなるのでお勧めしています。径が大きくなると刃が多い方が安定して加工できます。2バルブエンジンだと吸気バルブと排気バルブのサイズ差が大きく、バルブシートカッターも2サイズ必要になる場合が多く、今回も2サイズ用意しています。

上の2つのカッターの色が異なりますが、品番によって異なる訳ではなく、製造ロットによって結構違います。海外製品ならではの味だと思ってくださいw

IN用の30度、45度は5枚刃カッター

今回はカッター直径31.8㎜と38㎜、対応バルブサイズが30㎜~42㎜程度になります。A型にもちょうど良いサイズで、L28用だともう一回り大きいカッターになります。

自分で加工できると微妙なセット長の調整や、少し当たり幅が広い等といった場合に便利です。

DC2R Link G4x 長期テスト経過報告 (22/1/3編集&追記)

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Link G4x plugin メイン基板

当社の開発車両のDC2にてLinkG4+の純正置き替え型、プラグインタイプをテストしているのですが、G4xとなりいろいろと変更されているので確認のために入れ替えてテストしております。

G4+がG4xになり、ハードウェアの性能が向上しただけでなく、ソフトウェアも一新されて機能面でもいろいろと変更があります。実際に使ってみた感想をお伝えします。

車両仕様 DC2R 98spec 吸排気フルノーマル 380㏄マルチホールインジェクター ダイレクトイグニッション
ECU Civic Link 96 G4+からG4xに変更

ハードウェアの変更点

Linkのプラグインシリーズは共通のメインボードと車種別のアダプターボードで構成されており、G4xになってもCivic Link側の基盤は同一でした。変わらずエアコン入力の回路に対策が必要です。

移行作業

G4xに変更する際の作業 G4+のデータファイルの読み込みはできません。設定はおおよそ同じで大丈夫ですが、マップをいちいちコピペするのが結構手間です。微妙に燃調がずれたので、再セッティングは必要だと思ったほうが良いです。

気に入った改善箇所

各種補正の分解能が向上 例 点火時期吸気温度補正が0.5度から0.1度単位に 目標空燃比も0.1単位で補正が可能になりました
ロガー機能の向上 最大1000hzで取得可能に。メモリー容量も100倍以上に。セッションごとのダウンロードが可能になり、読み込み時間は100倍にならずw
ノックコントロールの設定がかなりシンプルになりました
アイドリング周辺は改善点が多いです。点火時期制御が詳細の設定いらずで優秀でした。ハードな仕様だと手動で設定できないのがデメリットになるかも。PID設定にてゲイン等を設定できるので特殊な仕様でも大抵対応出来そうです。
エアコンON時のアイドルアップが増えたのも良いと思います。

今後に期待

プラグインの車種ラインナップが増えているのは良いのですが、古めの車両の場合エアコン入力の信号電圧がON時も0Ⅴにならず、1.5V程度になっているケースが多いです。Linkだと1.2V以上だとHighと判定されるので、正常に作動しません。
当社取り付け時は個別に対策を行っていますが、メーカー側でも閾値を変更できるようにするか、入力バッファ回路を基板上に組んでほしいものです。
燃料マップ、点火マップの回転軸22セルは少なく感じます。マップの切り替えや補正で細かく制御もできますが、メインに30程度は欲しいですね。
入出力の設定はG4+の方が分かりやすかったです。
4D燃料補正の最大補正量をせめて±100%にして欲しい。±60%じゃ使い方が限られます。

G4+からの変化はあったのか?

適切なセッティングが出てればどちらを使用しても出力は変わりません。アイドリングの点火時期制御がかなりきめ細かくなった為、アイドリングの安定性は劇的に向上しました。予想外の変化として中高回転域で排気音がクリアになりました。データログの回転数が安定しているので点火時期制御も安定しているのだと思われます。
敏感な人なら体感はできるが、G4+で機能的に問題が無ければ買い替える程ではないと思います。

  • キャンバーシムフロント用
  • 一台分
  • リア用

Lotus Elise用 新製品のお知らせ

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必要に駆られて製作しました。Elise用のキャンバー調整シムです。前後用があり、厚みは1.0㎜、1.5㎜、3.0㎜となります。
1㎜4枚、1.5㎜2枚、3㎜2枚のセットだと組み合わせ次第で1.0㎜から5.5㎜まで0.5㎜刻みで調整可能となるので高精度で調整が可能です。形状も角が無いように変更してあるので、素手で取り扱っても安全です。

最新のレーザー切断機にて国内製作している為、海外製品のようなバリは一切ありません。材質はSUS304製で錆に強く、強度も高いです。

価格はフロント用8枚セットが5,000円、リア用8枚セットが4,000円、前後セット8,500円(いずれも税込み)となります。単品販売も可能です。セットの方が2割ほど安くなります。

フロント単品価格 
1.0㎜、1.5㎜ 770円
3㎜ 990円

リア単品価格
1.0㎜、1.5㎜ 600円
3㎜ 770円

基本のセット、単品はオンラインショップより注文できます。

金額は変わりますがセット内容の変更も可能です。
厚みの特注やその他の仕様変更も10枚より可能です。

カワサキ Z用バルブシートカッター

kawasaki Z用 シートカッターキット例

当店で取り扱っているNEWAY社のバルブシートカッターですが、最近は二輪向けにお問い合わせ、ご注文頂く割合が増えています。中でも古めの車輌向けの需要が増えているので、最近の一例を紹介しておきます。

写真の物はカワサキの人気車輌Z系用に見繕ったシートカッターの一式です。バルブサイズは吸気側36mm、排気側30mm、ステム径7mm。このサイズだとスタンダードシリーズの方がラインナップが多く、カッターを選択しやすく、かつ使いやすく思います。2バルブエンジンだと吸気バルブと排気バルブのサイズ差が大きく、バルブシートカッターも2サイズ必要になる場合が多く、今回も2サイズ用意しております。

2サイズあると吸気側用と排気側用にカッターを調整し、加工中に刃の調整が不要となる為、効率的にシートカット作業を行えます。

オンラインショップで販売中です。

20mm以下の小径のバルブへの対応は、ラインナップが限られなかなか難しい部分がありますが、25mm以上だと大抵は使用可能な物を提案できると思います。

毎月1~2回ペースでメーカー取り寄せを行っているので、お気軽にお問い合わせ下さい。