
アルミパイプとプレス、金型を使用してファンネルを製作する事が出来ます。左の状態から右に向かって成型していきます。

ファンネル側から見ると綺麗なカールが付いていることが分かります。

完成品。ファンネル側をテーパー拡大、フランジ側をテーパー絞りで目標のパイプ径に仕上げてあります。短い方は試作段階の失敗作。寸法の条件が悪く、変形しています。
金型作るのは大変なので、一般的には切削で成型する場合が多いです。
アルミパイプとプレス、金型を使用してファンネルを製作する事が出来ます。左の状態から右に向かって成型していきます。
ファンネル側から見ると綺麗なカールが付いていることが分かります。
完成品。ファンネル側をテーパー拡大、フランジ側をテーパー絞りで目標のパイプ径に仕上げてあります。短い方は試作段階の失敗作。寸法の条件が悪く、変形しています。
金型作るのは大変なので、一般的には切削で成型する場合が多いです。
バルブシートカットの際のヘッドの固定に困っていませんか?
ヘッドボルト穴差し込みタイプが一般的ですが、乗せるのがやや面倒で、傾斜が付けられないのでシートカット向けではありません。
実はNEWAY社でもヘッドスタンドを販売しているのですが、デカく重たい為、輸送費で割高になるのであまり取り扱っていませんでした。何年も前ですが試しに取り寄せて使ってみると載せるだけというシンプルさが意外と使いやすく、傾斜も付けられるため現在ではポート研磨にも使用しています。長期間使っていると欠点も見えてきたので気になる個所を改良しつつ、国産で製品化を進めています。
試作段階ですが完成しましたので今回紹介いたします。板金製で軽量、重ねてコンパクトに収納できるようになっています。寸法や形状に関してはこれからもう少し改良を加える予定です。
完成したら再度紹介します。ご期待ください。
好評いただいているLotus純正ECUの書換えですが、チェックランプの点灯に関してお問い合わせが多いので簡単に紹介しておきます。
対応(解消)できるエラーコードと対応できない物があります。
P0420エラーはO2センサーにアダプタをかます方法もありますが、フィードバックが遅れてハンチング気味になるのでお勧めできません。当社の書換えライトにて安価に不具合無く対応可能です。
燃料系のエラーはエアフロメーター周りの形状が不適切な場合、計測誤差が大きくなり、補正が過大となっている場合もあります。その場合ハードウェアの改造、変更が必要になります。
その他のコードの場合、基本的にハードウェア上の不具合を解消する必要があります。
仕様によってはエラーを誤検知する場合があり、そのような場合のみECU側でキャンセルします。
詳細はお気軽にお問い合わせください。
空冷のカワサキ用のバルブシートカッターの問い合わせが増えています。
写真の物はカワサキのGPZ400F用に見繕ったシートカッターの一式です。バルブサイズは吸気側28mm、排気側24mm、ステム径5.5mm。このサイズだとスモールシリーズの1サイズで吸排気に対応可能です。32度はラインナップに無い為、31度か30度にて代用します。
当社通常在庫品です。オンラインショップから購入可能です。
その他の車種もお気軽にお問い合わせください。
当社の開発車両のDC2にてLinkG4+の純正置き替え型、プラグインタイプをテストしているのですが、G4xとなりいろいろと変更されているので確認のために入れ替えてテストしております。
G4+がG4xになり、ハードウェアの性能が向上しただけでなく、ソフトウェアも一新されて機能面でもいろいろと変更があります。実際に使ってみた感想をお伝えします。
車両仕様 DC2R 98spec 吸排気フルノーマル 380㏄マルチホールインジェクター ダイレクトイグニッション
ECU Civic Link 96 G4+からG4xに変更
Linkのプラグインシリーズは共通のメインボードと車種別のアダプターボードで構成されており、G4xになってもCivic Link側の基盤は同一でした。変わらずエアコン入力の回路に対策が必要です。
G4xに変更する際の作業 G4+のデータファイルの読み込みはできません。設定はおおよそ同じで大丈夫ですが、マップをいちいちコピペするのが結構手間です。微妙に燃調がずれたので、再セッティングは必要だと思ったほうが良いです。
各種補正の分解能が向上 例 点火時期吸気温度補正が0.5度から0.1度単位に 目標空燃比も0.1単位で補正が可能になりました
ロガー機能の向上 最大1000hzで取得可能に。メモリー容量も100倍以上に。セッションごとのダウンロードが可能になり、読み込み時間は100倍にならずw
ノックコントロールの設定がかなりシンプルになりました
アイドリング周辺は改善点が多いです。点火時期制御が詳細の設定いらずで優秀でした。ハードな仕様だと手動で設定できないのがデメリットになるかも。PID設定にてゲイン等を設定できるので特殊な仕様でも大抵対応出来そうです。
エアコンON時のアイドルアップが増えたのも良いと思います。
プラグインの車種ラインナップが増えているのは良いのですが、古めの車両の場合エアコン入力の信号電圧がON時も0Ⅴにならず、1.5V程度になっているケースが多いです。Linkだと1.2V以上だとHighと判定されるので、正常に作動しません。
当社取り付け時は個別に対策を行っていますが、メーカー側でも閾値を変更できるようにするか、入力バッファ回路を基板上に組んでほしいものです。
燃料マップ、点火マップの回転軸22セルは少なく感じます。マップの切り替えや補正で細かく制御もできますが、メインに30程度は欲しいですね。
入出力の設定はG4+の方が分かりやすかったです。
4D燃料補正の最大補正量をせめて±100%にして欲しい。±60%じゃ使い方が限られます。
適切なセッティングが出てればどちらを使用しても出力は変わりません。アイドリングの点火時期制御がかなりきめ細かくなった為、アイドリングの安定性は劇的に向上しました。予想外の変化として中高回転域で排気音がクリアになりました。データログの回転数が安定しているので点火時期制御も安定しているのだと思われます。
敏感な人なら体感はできるが、G4+で機能的に問題が無ければ買い替える程ではないと思います。