コンロッド バージョンアップのお知らせ

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以前より販売しています当社独自のコンロッドですが、一部製品の追加製作に伴い改良を加えました。

主な変更点は大端部周りの補強になります。燃焼圧による圧縮や慣性力による引張りを受け止める面積を増やし、変形しにくくしております。手間が掛かる分、価格も若干上がりますが、自信を持ってお勧めできる製品に仕上がっているかと思います。

蘊蓄を続けると切りが無いですが、シンプルに

恰好良いじゃん。

シンプルなのも悪くは無いけど、市場に飽和している現状ちょっと見飽きましたw
最小限の重量で必要な箇所を強くする。そんな設計です。

今回はトヨタの4E用とホンダのB18C用を製作しております。

今後は既存ラインナップの随時切り替えと、ホンダK20A、K24A等のラインナップを増やす予定です。

エンジン屋が自社企画、設計ならではの低コストで頑張ってます。

今だけ従来価格で割引販売中(8/20迄)

以上。ド直球ダイレクトマーケティング記事。
業者さんはお手数ですがお問い合わせください。

Lotus ECU 追加機能 開発状況

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当社の得意とするロータスエリーゼ系のECUセッティングですが、年間数十台をコンスタントに施工して日々スキルを伸ばしております。単なるマップの書換えに終わらず、追加機能を付加する事に成功しています。追加費用が発生しますが、従来は社外ECUでないと対応出来なかった機能を純正ECUのまま追加出来ます。

ECUのプログラム領域の変更が必要になるので、現車合わせ施工時のみ対応可能です。

日本でここまでやっているのは当社だけでしょう。

マルチマップ機能

エンジン始動前にTCボタンでキャリブレーション(全マップと設定)を選択出来ます。レースガスへの対応や、スロットル特性の変更等、使い方は色々考えられます。最大4種類まで書き込み出来ます。
対応ECU
T4E(2ZZ DBW車両)

オートブリップ、フラットシフト機能 レブマッチ機能

最近のマニュアル車に良くあるレブマッチ機能です。スポーツ走行時に有ると便利です。ヒール&トウが苦手な人にもおすすめの機能です。現在T4E向けに開発中。近隣の開発協力者募集中(06以降の車両ブレーキを踏んで減速時にクラッチを切るとブリッピング、一定以上のアクセル開度でクラッチを踏むと、次のギアに合わせて回転数を落とすフラットシフト機能を追加出来ます。まだ開発初期段階です。
S2だとクラッチストロークセンサーが無いので追加が必要になります。
開発状況
T4E(06以降)にて開発&テスト中
T6E(2GR,1ZR,1ZR)T4E開発完了後 要望が有れば開発予定

E85R from Sunoco
from snoco.co.jp

E85対応

ECUの書換え以外にエタノールセンサーを追加、配線し、燃料ポンプやインジェクターの大容量化が必要になります。ガソリンと比べ冷却性能が高く、ノッキングにも強いです。SC車の吸気温度問題の解決策になりますが、初期費用、ランニングコストが高めです。任意の混合率で走れるので、市販ガソリンで自走、サーキットでE85給油で使えます。
対応ECU
T4E(2ZZ&1ZZ DBW車両)
T6E (2GR 350)

詳細はお問い合わせください。*多大な開発時間、コストが掛かるので、他メーカー車両への提供予定は有りません。

DBW4連スロットル 開発予定車種

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とても良いシステムなので、他車種向けにも開発予定です。

開発完了

ホンダ K20A&K24A
トヨタ 2ZZ(Exigeフード向け)

開発進行中

ホンダ F20C&F22C (年内予定)
トヨタ 2ZZ(エリーゼVer)、1ZZ
ローバー 18K

開発予定

トヨタ 4AG
マツダ B6、BP、LF-VE
スバル FA20
*開発に協力して頂けるお客様、ショップ様募集中です。ご連絡お待ちしております。

その他車種も時間、費用は掛かりますが、ワンオフでも対応可能です。コスト低減の為には5台程集めて下さい。

開発の流れ

現車にて計測、設計スタート

3Dプリンターで試作、フィッティングテスト用のモックアップ、もしくは性能評価用の試用可能品

本設計、希望が有れば3Dプリントにて形状確認

5軸MCにてビレットマニホールド製作

  • 縦置き&横置き+ITB
  • 縦置き@ZN6
  • 横置き@CL7
  • 塗装済みのコイルカバー
  • with Air Box

年刊アコード 臨時号

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塗装済みのカムカバー&新製品のコイルカバー

ようやくカムカバーが綺麗になった。折角なのでフューエルレール交換&配線とバキューム配管を整理しました。まあまあ恰好良くなったと思う。

やっぱ上向きの多連ファンネルだよね。

調子に乗ってお客様のZN6と並べて撮影。

縦置き&横置き+ITB

縦置きも恰好良し。

ホンダK型用は現在改良を加えて設計中、8月後半~9月上旬に発売予定です。

そして、当分のアコードネタが無くなったんだが…。
次はエンジン本体?ネタでやるには重すぎるんだがw いや、ネタじゃない、開発。開発だ…。

おまけ 撮影の裏側

エアボックスの裏側&中身。3Dプリンター最適化設計&2ピースプリントのち接着。フィラメント切れで2トーンカラーにw 同一フィラメントなのに。試作も合わせてフィラメント2本使用、印刷は2晩かけました。サイズとクリップの数、使用フィラメントは改良の余地あり。

ちょうど良い既製品が無い&設計スキルが有ったので、作ってみたら結構良かった。手法は確立したので車種専用の形状でボックス作れますぜ。単品製作だと設計コストが重たいですが、FRPでマスター型や雌型作るよりは手頃かと思います。ご希望の方はご検討下さい。

ZN6 DBW ITB Part2

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前回の続きです。マフラー交換の効果はどうだったのか?

こいつも良かった。

水色が70φマフラー。

せっかくなのでフル70φへの改造を提案。接続フランジ部分で内径が絞られていたのと、ミッションメンバーとのクリアランスが無く、走行時に干渉してやばめの音してました。多少のレイアウト変更の予定が、車両側のクリアランスがタイトでほぼ作り直しに。車体クリアランスはもちろん、ロードクリアランスも最大限確保しました。

更に良くなった。苦労した甲斐が有った。これでVVTを始め、全開域のセッティングを一通り施工出来ます。

紫の線がフル70φ。マフラーポン付けの青から更に向上。セッティングをもう一絞りで赤に。最後の落ち込みが無くなったのは、計測用にレブリミットを変更してあります。

併せてマフラーの出口位置調整も施工する事に。TRDスポイラーだと下がる分、テールピースのずれが目立つ。組付け時の調整を行っても多少ずれるのは既製品の限界ですね。切断&溶接して調整します。
苦労したけどここでは省略w
折角なので各種ファンネルでも比較テスト。頑張って作ったアルミ製と、3Dプリンター製2種。どれが良かったと思う?結果は…アルミ製。テストの詳細は割愛。VVT有りならストレート気味が良かった。

一番良かったファンネルで最終調整。

今回はエアフィルター有り

ああ、良いね!VTECポイントも下げられ、切り替え直後からトルクもりもり。パワーバンドが広がりました。今回は4800rpm切り替えが繋がりが良かったです。
通勤等日常的に使うとの事なので、エアフィルター有りで作ってます。このタイプのフィルター、なかなか優秀で、付けてもパワーもレスポンスも落ちません。エアボックスだと上手く作らないと悪影響出る場合があります。吸気温度の面ではエアボックス+ダクトが有利ですが、ボックス付けるとせっかくの吸気音が若干スポイルされます。この辺は用途や好みで選択して下さい。ワイルドな吸気音を楽しむならボックス無し、ジェントルに乗るならボックス有り。見た目重視ならファンネル剥き出し。

実走セッティングをみっちりやって完成しました。実走こそ当社の得意とするところなので、お客様に喜んでもらえるよう頑張っています。今回はエンジンも調子良く、思わずにやけるほど調子良く仕上がりました。

4スロで調子が悪い?うちにセッティングご依頼下さい。上から下までキッチリやるので安くはないけど、調子良く仕上げますよ。下やアイドリングはそんなもん、なんて事は無いんです。ナンバー付きは調子よく、楽しく乗れなきゃつまらんでしょう。

DBW式4スロ、マジでNAチューニング新時代の幕開けですぜ。

ZN6 DBW ITB取り付け&ECUセッティング

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DBW式のITB(独立スロットル、多連スロットル)にFA20用が登場、という話では無いです。準備は進めてるけど。

K24Aスワップ車両なもんで。4連スロットルは当社アコードと同じものが使えます。ハルテックでコイツを動かすのは当社では初めて。まあ、大丈夫でしょう。

施工前テストから。既に真夏の気温なので計測値は低めの数値になります。カーボン製インマニ。こいつはNA用のシングルスロットル仕様としては恐らく最も作りが良いので手ごわいです。中低速は負けるかも…。赤は暖気仕上げで緑が基準になります。ちょっとECUのデータ弄ったのが青。あまり変わらず。

4スロに交換して、配線繋いで、同調とって、ECUのデータ作り直して何だかんだで1日では終わりませんでした。翌日に持ち越し、いざテスト。

いきなり、予想以上に良かった。VVTはシングルスロットル仕様で未調整。ハイカム切り替えも5000rpmで変更無し。エンジンの基本的なセットアップが良い証拠ですね。4連スロットルにしても、エンジンの素性が良く無いとパワー出ません。音とレスポンス、雰囲気は間違いなく良くなりますが、パワー伸びるエンジンは限られます。ある程度の圧縮、大き目のカム、バルタイ等。その辺も相談頂ければアドバイス致します。

持込の大径マフラーへの交換依頼も頂いていたので交換して再度テスト。T社のターボ用ですね。70φの既製品があるのは助かります。真夏に溶接ワンオフは苦しい。U師匠は当時、真夏に焼き曲げエキマニやってましたが…尊敬します。

続く。

隔年刊アコード…

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DBW4スロ用にエアボックス作ってみたり…見た目カムカバー汚ねぇし、普通の中古車っぽいでしょw

脱ぐと凄いのよ。

FFだとラジエター直後の吸気になるので、剥き出しだと吸気温度厳しいのでその対策です。敢えて純正エアクリボックスを生かして音量もジェントルにしてます。物足りない時には30秒で外せます。

ECU(LinkG4x使用)のセッティングも重箱の隅をつつき倒してなかなかスゲ―完成度になってます。普通に日常使い出来て、踏むと爽快。レスポンスも音もお気に入りで、日々通勤を楽しんでモチベーションを高めています。DBW4スロもセッティングのノウハウを蓄積出来てきたので、ようやく一般向けに販売開始します。街乗りするならとても優秀です。アイドリング領域でISCV要らないので、燃調の制御がシンプルに済みます。気になるレスポンスも機械式と比べても遜色無いです。

気になる方は試乗出来ますのでお気軽にお問い合わせください。別の車両で出社したり、出張で不在の場合もあるので、事前連絡お願いします。

他には強化コイル付けたり カバー無加工です。コイル側を加工してコイル本体ポン付け仕様(*要カプラー交換です)にしています。加工品を販売予定です。
K20Aは純正でダイレクトイグニッション仕様ですが、やはり、そこからでも体感レベルで変化します。
燃焼の粒が揃うのと、中速の排気音の質が澄んで管楽器のような音が出たりします。

基本的にお客様に自信をもって色々と提案できるようにデータ収集の為に隙間時間でテストしている状況です。ネタはあるけど時間と気力が無くてブログのネタにする事が出来ていませんでした…すんません。
余裕が有れば個別の記事にするかもしれません。

今後はホンダK型によりいっそう注力して行きます。ご期待ください。

ホンダ K型用 新製品紹介

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新商品です。ハイコンプ、ストローカー対応の高トルクセルモーター。モーターの出力がK20Aの純正1.2Kwに対し、2.0Kw、1.4Kwの2種類より選べます。ハイコンプ化やストロークアップ時にお勧めです。

新品のスターターを購入して強化ギアを組むより気軽に導入できます。モーター、駆動部は安心のDenso製。

通常取り寄せになります。納期1週間程です。

もう一点は最終調整中。

K20A&K24A用のコイルカバーです。板物なのと、カバー奥側(写真右側)の曲げが肝でして、少ない隙間でフィットし、FF車両はもちろん、ミッドシップマウント時や縦置き時に見た目がスッキリ整います。試作品の第一弾ですが、結構ぴったり。私の設計レベルも年々上がっているようです。 面倒な曲げに対応してくれたベンダー職人さんに感謝。

プラスチック製のコイルの配線カバーを取り外す必要があります。

全景だとこんな感じ。サンプルで塗装依頼中なので、近日中に取り付け写真撮れるかと思います。

基本的にアルマイト仕上げで販売になるかと思います。カムカバー本体もいつの間にか生産廃止になっていました…。すげー困る。なので再塗装済みのカバーも販売予定。要下取りになります。結晶塗装、価格は4万円前後になりそうです。