
耐久レース等で未だに活躍中のスターレットですが、レース用エンジン製作用時に薄めのメタルヘッドガスケットを使用し圧縮比を上げます。その際に使用されていたTRD製が生産廃止となり、入手が困難になるためまとめて特注製作しました。
ボア74.5mm用、厚みは以下の4種類となります。
.020″ 0.508mm
.023″ 0.584mm
.027″ 0.686mm
.030″ 0.762mm
オンラインストアから購入可能です。

耐久レース等で未だに活躍中のスターレットですが、レース用エンジン製作用時に薄めのメタルヘッドガスケットを使用し圧縮比を上げます。その際に使用されていたTRD製が生産廃止となり、入手が困難になるためまとめて特注製作しました。
ボア74.5mm用、厚みは以下の4種類となります。
.020″ 0.508mm
.023″ 0.584mm
.027″ 0.686mm
.030″ 0.762mm
オンラインストアから購入可能です。

ホンダのK20Aはチューニングベースとして人気があり、様々なパーツが販売されていますが、コンロッドは純正寸法のものばかりです。そこで5mmロングにて軽量なコンロッドを製作、販売しております。

芯間距離を5mm延長、ピン径を22mmから21mmに縮小しています。ボルトはARP2000 3/8インチで純正ボルトよりかなり強いです。強度と重量のバランスの良いところを狙って設計してあります。

ボルト付近の形状もうまく処理できています。
専用設計の5mmショートピストンが必要となります。ご希望のボア、圧縮比での受注生産となります。
寸法等の詳細はこちらよりご確認下さい。
前回の20バルブ用に続き、16バルブ用を紹介します。

16バルブよりバルブ径もバルブリフトも大きくなるのでバルブリセスが深くなります。
設定圧縮比12.5(0.8㎜ガスケット使用時)でもピストントップの盛り上がりは少なく済んでいます。


スカート長は長め、ピンオフセットの設定もしています。ストリート使用でも調子よく使えます。
こちらも一台分だけオンラインストアで販売中です。

7A-FEという実用エンジンに高性能版の4AG用のヘッドを載せる7AGですが、基本的に16バルブ(92後期)、20バルブ(AE101orAE111)のシリンダーヘッドを使用する場合が多いと思います。これは7A用5mmロングコンロッド+AE111ヘッド用で製作した例です。

このトップ形状で圧縮比12.5:1になります。4AGだともっと盛り上がった形状になります。これがストロークアップの恩恵で、ピストン容積をあまり稼がなくても十分な圧縮比が確保できます。燃焼室形状が良くなり、燃焼状態も良くなります。結果としてストロークアップ以上にトルクが出せます。

スカート長も長めの寸法を指定して耐久性や静粛性に配慮しています。

ピストンピンオフセットも設定してあり、鍛造ピストンにありがちなスラップ音も出にくいです。

CP社のXタイプ鍛造型を使用しています。
各部に当社のノウハウが注ぎ込まれています。
一台分のみ在庫あり。オンラインストアで販売中です。

4Aの排気量アップの定番の7A-FE改7AG。元が中低速重視の実用エンジンなので純正コンロッドは脆弱で、高回転向けにチューニングするには交換が推奨される箇所です。ただ強化するだけでは勿体ないので5mmロングコンロッドを作りました。

芯間距離を5mm延長、ピン径は20mm、ブッシュ入りフルフロー。ボルトはARP2000 3/8インチで純正ボルトよりかなり強いです。強度と重量のバランスの良いところを狙って設計しました。

ボルト付近の形状もうまく処理できています。

メタル位置決め用のノッチが2種類あり、7A純正メタルかF20C用のメタル(いわゆるブラックメタル)が使用できます。
専用の5mmショートピストンが必要となります。スズキ ハヤブサ用ピストンも流用出来るとか(流用は各自で調査してから自己責任でやってください)。ご希望のボア、圧縮比での受注生産となります。
寸法等の詳細はこちらよりご確認下さい。
ピストンも数種類在庫があるので近日中に紹介、オンラインストアに掲載予定です。

追加生産するか悩んでいた4E用のコンロッドですが、お勧めできる代替品も無いので製作しました。
Scat製は安価なのですがやたらと重たく、ブロックと豪快に干渉します…。800馬力くらいまで耐えられそうなゴツさですが、普通そんなに出さないしw
他だとMaxpeedingrodsとかいう怪しいメーカーの物くらいしか無く、他メーカーは大幅に高価。
今回のロットは3/8″ボルト込みで405g前後に仕上がっていました。かなり軽めの設計なのですが、純正の貧弱なコンロッドよりは重たいです。その分以上に強度は圧倒的に強いです。300ps程度でも問題ありません。それくらい出すとミッション壊れますがw
ブーストアップやポン付けタービン、TD05あたりに最適です。既製品だと価格と強度と重量のバランスが一番良いと思います。

ボルト周りの形状も良いです。

ボルト先端側もきちんとネジ山を切除して応力の集中を防ぐ作りです。

ブッシュ入りフルフロー仕様です。社外ピストンとの組み合わせを前提としています。
スターレット乗りの力になれば幸いです。

シリンダーヘッドの加工に便利なシリンダーヘッドスタンドの試作、テストが完了しました。今回はK20Aにてテスト。

V字になっているので自由に傾けて使用できるのが特徴です。シートカットの場合、垂直に力をかける必要があるので角度調整が出来るとかなり便利です。

ポートの加工にも使いやすいです。プラグチューブをうまくかわせるので、木っ端等で角度を調整するよりも楽に調整でき、安定性も高いです。
最適な高さの設定が難しく悩んでいます。高ささえ決まれば販売開始します。シートカット向けだと低め、ポート加工向けだと高めの方が使いやすい。どっちにするよw
価格は無塗装で税込み7700円程になる予定です。塗装は各自でよろしく!

名門コスワースの名機BDR用に2種類の特注ピストンが完成したので紹介します。
一つ目はボア85㎜、すでにロングコンロッド化されており、既存のピストンが使用できないので特注製作となりました。形状は鍛造型との相性も良く、追加の軽量化工無しで276gとなかなか軽量になりました。
コンプレッションハイト(CH、通称ピンハイト)が約1インチとかなり思い切った寸法になっており、元のピストンは寸法設定の影響で溶損していました。今回はトップランド寸法を稼ぐためサポートレールを採用し、トップランドの厚みを増して対策しています。

オイルリングが脱落しないようにリング溝内の下側にピストンリング状の部品(サポートレール)を装着してからオイルリングを組付けます。

もう一つはボア90.5㎜と大分デカいです。フラットトップに深いリセスで重くなりそうだったので軽量加工有りでの発注にしました。

こちらはコンプレッションハイトも純正と同等です。約36.7㎜と1.5倍近く高いです。

重量は358gで純正の390gと比較するとまあまあ軽くなりました。軽量加工無しだと純正と同等かやや重たくなっていたと思われます。

とがったエッジが出来やすい場所ですが、図面で処理を指定しています。絶妙な形状に仕上がっています。
エンジン屋ならではの気遣いで製作しております。ピストンの供給や仕様でお困りの方はご相談下さい。

根強い人気のMR-Sですが、普通に乗っていてもサイドブレーキの効きが弱い点が気になる方も多いと思います。正確には効きが悪いというか、レバーとシートの位置関係のせいで後半が引きにくい。T社が命を懸けるコスト削減の為に他車用の設計か部品を流用したのだと思われます。
その対策として開発したのが当社のサイドブレーキカムです。サイドブレーキレバーのケーブルを巻き取る部分に溶接して使用します。効きはじめが早まり、力が入れやすい位置で効くようになります。
部品のみの販売に加え、溶接込みでの依頼をちょこちょこ頂いております。早ければ到着当日、通常2営業日以内には返送しています。手軽にご依頼出来るよう、当社オンラインショップに取り付け作業込みの商品を追加しました。