前回の続きです。マフラー交換の効果はどうだったのか?
こいつも良かった。

水色が70φマフラー。
せっかくなのでフル70φへの改造を提案。接続フランジ部分で内径が絞られていたのと、ミッションメンバーとのクリアランスが無く、走行時に干渉してやばめの音してました。多少のレイアウト変更の予定が、車両側のクリアランスがタイトでほぼ作り直しに。車体クリアランスはもちろん、ロードクリアランスも最大限確保しました。





更に良くなった。苦労した甲斐が有った。これでVVTを始め、全開域のセッティングを一通り施工出来ます。
赤線がフル70φ。マフラーポン付けの紫から更に向上。最後の落ち込みが無くなったのは、計測用にレブリミットを変更してあります。
併せてマフラーの出口位置調整も施工する事に。TRDスポイラーだと下がる分、テールピースのずれが目立つ。組付け時の調整を行っても多少ずれるのは既製品の限界ですね。切断&溶接して調整します。
苦労したけどここでは省略w
折角なので各種ファンネルでも比較テスト。頑張って作ったアルミ製と、3Dプリンター製2種。どれが良かったと思う?結果は…アルミ製。テストの詳細は割愛。VVT有りならストレート気味が良かった。





一番良かったファンネルで最終調整。



ああ、良いね!VTECポイントも下げられ、切り替え直後からトルクもりもり。パワーバンドが広がりました。今回は4800rpm切り替えが繋がりが良かったです。
通勤等日常的に使うとの事なので、エアフィルター有りで作ってます。このタイプのフィルター、なかなか優秀で、付けてもパワーもレスポンスも落ちません。エアボックスだと上手く作らないと悪影響出る場合があります。吸気温度の面ではエアボックス+ダクトが有利ですが、ボックス付けるとせっかくの吸気音が若干スポイルされます。この辺は用途や好みで選択して下さい。ワイルドな吸気音を楽しむならボックス無し、ジェントルに乗るならボックス有り。見た目重視ならファンネル剥き出し。
実走セッティングをみっちりやって完成しました。実走こそ当社の得意とするところなので、お客様に喜んでもらえるよう頑張っています。今回はエンジンも調子良く、思わずにやけるほど調子良く仕上がりました。
4スロで調子が悪い?うちにセッティングご依頼下さい。上から下までキッチリやるので安くはないけど、調子良く仕上げますよ。下やアイドリングはそんなもん、なんて事は無いんです。ナンバー付きは調子よく、楽しく乗れなきゃつまらんでしょう。

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