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GIZMATICのセット内容は本体、調整用レンチ、清掃用ブラシ、専用ケースとなります。カッターの裏表の2面で、45度と30度の加工が可能です。バルブステム4mm~10mm、バルブサイズ16mm~50mmに対応します。価格は約85,000円です。
研磨ではなく、切削加工なのでバルブの材質によっては表面が荒れる場合があります
購入前にバルブを送って頂き、当社にてテスト加工が可能です。

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使用には別途作業用のバイスが必要です。バイスで締め込むことで、本体チャック部分にてバルブステムをロックする構造となっています。バイスに本体を加え、使用する角度を上にしてカッターをセットします。
写真の状態だと上が45度、裏側が30度になっています。

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この短いレバーが刃の送り用です。長いハンドルは刃の回転用です。

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バルブをセットします。バイスに挟んでいる本体部分に対し、青い部分(ベアリングホルダー)以上の箇所は自由に動くのでバルブをセットする際に位置もセンターになるよう合わせます。バルブを下に押しながら、カッターユニットの芯を出すよう意識しながらバイスで軽く締め付けて下さい。2~3回締めなおすと芯が出やすいです。

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長いレバーで刃を右回りに回転させながら、短いレバーで少しずつ送ります。バルブはバイスで固定されており、カッター側が上がる構造になっています。バルブが持ち上がる場合、バイスの締め付けが足りないか送りが強すぎます。回転をメインに、抵抗が少なくなったら送るようにしてください。加工の初めと終わりは送りを少なくすると綺麗に仕上がります。長いレバーには回転以外の力が加わらないようにして下さい。

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使用毎にブラシで清掃して下さい。バルブの状態、材質にもよりますが、慣れるとバルブ一本30秒程度で修正可能です。摩耗が大きい場合、数回繰り返し加工してください。

30度の使用頻度は少ないと思いますので、45度が切れなくなった場合、刃を入れ替えて使用するのがお勧めです。替刃の単品販売もしております。

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別途NEWAY社製のバルブの振れ用の測定器具もあります。調整式のストッパーが付いており、Vブロックを使用しての計測より簡単に測定できます。材質との相性の問題こそありますが、加工前の状態で曲がりが無い限り、問題なく修正可能です。特性上、Gizmaticでバルブの振れを修正する事は出来ません。